しかつきかふぇ

ちょっとした休憩時間に

『チロルハイム』糸佳編&『写真の中の君へ』完結!!

ほぼ同時に完結!??

鹿野です。
なんなんでしょうね、この相変わらずのバタバタ感はorz

写真は、『チロルハイム』糸佳編の表紙画像でした。
糸佳編は紫陽花からの七夕っていうストーリーでしたね。

『チロルハイムの四次元彼女は幼馴染の妹になれるか』

https://estar.jp/novels/25657469estar.jp

『写真の中の君へ』

estar.jp

先に『写真の中の君へ』のお話から

『写真の中の君へ』の思い入れですか?
……てかこれ、何年越しの作品だよ!??(笑)

実はこの作品、鹿野が『君の名は。』を映画館で観て、それをオマージュして書き始めたのがこの『写真の中の君へ』です。ファンタジー要素がふんだんに織り込まれているのはそういう理由ですね。
つまり、書き始めたのはその『君の名は。』を観た直後あたり・・・私が観たのは2017年になってからなので、2017年の七夕頃から書いてるって話になります。

並行作品『鏡の向こう』について

『写真の中の君へ』は、これと並行して、別の作品も書いていました。
そのタイトルは、『鏡の向こう』という作品。
どこで書かれていたかというと、『Geeko Magazine』というちょっと特殊な薄い本向けに連載していたんですね。

それってこんなやつ。(ぐぐったら昔の技術書典のサイトが出てきた……確かに2017年ですね
技術書典6: 日本 openSUSE ユーザ会 詳細

ヒロインの春日明日美が音楽準備室でノートPCをひたすら弄り回しているのはそういう理由です(笑)
『鏡の向こう』では完全に春日明日美視点で描かれていて、もう少しIT系技術ネタがふんだんに織り込まれています。明日美と翔の技術講座!みたいなものもあったりして、謎感極まりないですが、もし手にする機会がありましたら読んでみても面白いかもしれません。(今どこで手に入るんだろこの冊子・・・

ところでもう一人のヒロイン、里菜って???

これ、、、実は元ネタがあるんです。
その犯人はコイツだ!!

https://twitter.com/tokaidolug

一番最初に『写真の中の君へ』を書こうとした際、最初は春日明日美のみが話し手を想定していたのですが、上述の通り『Geeko Magazine』で『鏡の向こう』を書き始めた際、その話し手が春日明日美になってしまった。そしたら、どこで『写真の中の君へ』と『鏡の向こう』を差別化していく?となったとき、新しい話し手を作っておく必要があったわけですね。

で、その矛先にいたのが、 東海道らぐでおなじみの東海りな だったと(笑)

が、実際書こうと思ったら、あまりにも『写真の中の君へ』のイメージと、東海りなのイメージがアンマッチになってしまいまして(そりゃそうだろ!!)、それで結局『里菜』という名前だけ残って、苗字は『河合』になってしまいましたとさ。

今考えると、これで東海りながそのまま『写真の中の君へ』に出てきたらとか・・・
うわ〜どうなんだろそれ・・・(棒)

注:ちなみに東海りなの『りな』はもちろん『Linux』からです!

『あれあれ? 真奈海ちゃんと明日美って名前似てませんか?』by 糸佳

せっかくなので、もうひとつバラしますね。

  • 『写真の中の君へ』 春日明日美
  • 『チロルハイムの四次元彼女』 春日真奈海

この二人、名前そっくりですよね。

それもそのはずで、『チロルハイムの四次元彼女』を書き始めた当初の構想では、『真奈海』という人物は存在しませんでした! なぜなら、『明日美が転校して、そのままチロルハイムに住み始める』という構想だったから!です。

ただ、もしそうしてしまうと、明日美は三学期から新しい住所に引っ越すのに、チロルハイムのお話の開始地点は四月からだとか、そもそも明日美は女優でも何でもないだとか、いろいろ問題が発生したんです。
なので、新しいキャラクターを作る必要があった=それが春日真奈海というだったというお話です。

確かに、今でこそ性格から全然別物なので、新しくキャラクターを起こして正解だったと思っています。
とはいえなんで最初の構想がそうだったかと言うと、実際『春日明日美』と『春日真奈海』の根底にある描きたいものというのは、同一であるからだったりします。『写真の中の君へ』と『チロルハイムの四次元彼女』を両方読んでいる方(そんな人いないかも?w)に言わせると、『そんなバカな』と思われる方が多いと思いますけど、根底と聞いて『あ、これのことかな?』と思われた方が仮にいらっしゃれば、それはそれでくすくすと笑っていただけたらと思います。

『そろそろチロルハイムのことも書いてください!』by 糸佳

……と、今週末もうひとつ完結した作品『チロルハイムの四次元彼女は幼馴染の妹になれるか』についても書かないと、糸佳ちゃんに怒られそうですね。

この作品は、エブリスタのみに投降予定でした……し、最初はその通りでした。

が、私にはエブリスタは早すぎた・・・(どういうこっちゃ?(笑)

なので、後から慌てて、カクヨムとエブリスタの同時投稿作品となりました。今後続く作品も、そうなる予定です。

エブリスタ向けということで、話し手が優一から美歌へと変わっています。これはエブリスタの読者層を考慮した際、そちらのほうが正解ではないかという判断からです。カクヨムで女性の語り手にしてしまっても、たぶんあまり読まれないかなと思ってますので。(実際『冴えフミ』などはそうですけど・・・)

エブリスタのジャンルは『青春』となってますが、カクヨムでは『ラブコメ』に設定しています。
カクヨムで一時期『現代ドラマ』に設定していた時期もありますが、それだとまぢで読まれない・・・(笑)

そもそも、カクヨムに『青春』というジャンルはないんですよね・・・

紫陽花と七夕

表紙の写真は、鎌倉の長谷寺です。
小説の中では具体名は出しませんでしたが、真奈海と糸佳が最初に出逢った場所が長谷寺と考えていただけたらと。本来なら取材に行って、もう少し具体的な描写をと思ったのですけど、なにせ時期が時期なだけに・・・orz

私が長谷寺に行ったのは、およそ十年くらい前なんですよね・・・(ぇ

今回の糸佳編では、紫陽花という花を添えることができたので、それは良かったかなと思ってます。
…が!? 七夕についてのくだりは、ほぼその場の思いつきです。
真奈海ちゃんの決め台詞がなんか上手いこと言ってるな〜って気がしましたけど、あれはとりあえず・・・って、そんなこと、この場で書かないほうが良かったかな・・・???

糸佳、そして美歌の心情に対し、真奈海が強気なことを言ってますけど、そもそも真奈海も大概ですからね。それぞれの想いを、汲み取って読んでいただけたら、書き手としても光栄です。

最後に・・・

次回チロルハイムですが、そのタイトルは

『チロルハイムの四次元彼女は魔法の鏡に映れるか』

となる予定です。
タイトルからして、誰のお話か想像できるかと思います。

7/20に連載開始予定です!
お楽しみに!!!