最近読み始めた『五等分の花嫁』
相変わらずのお久しぶりです。鹿野月美です。
今週は『五等分の花嫁』第11巻が発売されましたね。私も先月くらいからアニメをアマゾンプライムで観た後、その後ハマって一気に読み進めました。最初は『なんだまた学園ハーレムものか〜』くらいの軽い気持ちで読んでいたのですが、いやいや、ちょっと待って。出てくる女の子(というより五つ子)のキャラ一人ひとりが丁寧に作り込まれてることに気づいて、そこからハマっていった感じです。
もっとも、学園ラブコメが私の好きなジャンルの一つというのもありますがね。
で、今回発売された第11巻!
今回は四葉ターン……
……と思いきや、実はターンも来ていないような、ちょっぴり切ないお話でした。
ここから先はネタバレを含みます。
特にアニメ第一期の最終話よりも、かなり先のお話の内容も書いていきますので、アニメしか観ていないという方はここで立ち止まって、原作全巻を読み進めてからこの先も読んでいただけたらと思います。
逆を書くと、私はマガジン連載を読んでいません。その点ではこのブログの内容は遅れていると思います。そのためマガジン連載を読んでる方で『けっ、まだこんなこと言ってるのか〜』と思われた方は、影でクスクスと笑っていただけたらと思います(笑)
ここからネタバレ注意! 四葉の回だよ〜
十一巻は四葉の過去が明らかになりました。
うん、これはやばいね〜。私が一番苦手なタイプのお話だ。(一番好きとも言う……)
特に、四葉が『上杉さ〜ん』と呼び始めた理由、そして本当は『風太郎君』と呼びたくても呼べない……一人でお気に入りの公園でブランコに乗りながら、密かに『風太郎君』と呼んでいるシーンは本当に涙がこぼれそうになりました。(精神状態がアレなときに読んでたら本当に泣いてたと思う)
でも、そんな調子だから、まだ『風太郎君』に本当の気持ちは伝えられず……
11巻の前半は完全に四葉の回ではあるけれど、四葉のターンと呼ぶには痛々しいほど、全然物足りない。
それが今回の11巻でした。
そしたら四葉のターンはいつか来る?
はい、ここから鹿野的考察デス!
勝手なことをじゃんじゃん書いていきたいと思います(笑)
もともと『五等分の花嫁』って非常にきれいなお話ではあるのだけど、私的にはここどうにかせい!!って思うところが一つあるんです。それは何かというと……
『五等分の花嫁』って、伏線の貼り方がちょっとわかりにくくない!?(笑)
小説と違って、漫画だから仕方ないのかな〜……と思いつつ、ただこれだけはとツッコミ入れさせていただくと、
一巻で四葉が初めて登場するシーンから伏線が貼られてたなんてさすがに反則だよ〜!!
となるわけですね(笑)
まぁそれがいい感じに読者を振り回してくれて楽しませてもらえてるというのはその通りなのかもしれませんけど。
それを踏まえた上で、四葉のターンは本当にいつかやって来るのか?
風太郎が四葉の気持ちに一度でも振り向く時はやって来るのか?
はい。私はいつか四葉のターンが来ると思います!(きっぱり)
四葉に関する伏線
いずれ、四葉のターンがやって来る……そう言い切る根拠は、以下の二つ。
まあ呼び方については言わずもがな。ここまでフリを振っといてスルーはないよね……とは思ってる。
問題は下の方。零奈について。いや、もちろん五つ子の母親の話じゃないですよ。風太郎の初恋相手(?)についてです。
今回四葉の気持ちの軌跡を追うため、改めて一巻から読み返してみたのですが、その中でちょっと気になる一節がありました。
どこかというと、第六巻の第42話まで遡ります。
風太郎は目の前に現れた零奈……を名乗る四葉、ではなく五月と会話をするのですが、その中で四葉のことをこう言ってます。
はい、ここで非常にわかりにくい伏線いただきました(笑)
風太郎は、何を『思い過ごし』たのでしょうか?
ここで仮設として、『四葉は風太郎のことを好き?』という点を風太郎は思い過ごしたという説も十分に立てられます。確かに、四葉は実際風太郎のことが好きでたまらないし、それっぽい表情も風太郎に見せていたりします。
が、その程度のことをわざわざこんな風に伏線貼るかな〜?
という疑問がどうしても拭い去れないんですよね。(私も小説書いてる身としては(汗))
だとすると……私が考える説としては、この伏線は
この時すでに、風太郎は薄々零奈の正体に気づいている
と考えるほうが自然じゃないかと思うんです。四葉だって風太郎と再開した時は、風貌は変わってるけどひと目見て風太郎とわかったわけで、そしたら鈍感な風太郎は……うん、鈍感なのは間違いないけれど、
ただまぁそう思う理由としては、単なる消去法ですけどね(ぉぃ
そしたらやっぱし花嫁は四葉?
う〜ん……
ここまで話を振っといてなんですけど、それもどこか違うような気がする(ぉ〜ぃ
私の中で候補はこの三人かな〜というのはあるにはありますが。
- 一花 : いろいろあったけど雨降って地固まる?
- 四葉 : 話の流れ的には一番自然な気もする?
- 五月 : 最後までやっぱしダークホースか?
二乃と三玖に関して言うと、やはり上の過去持ちの三人には勝てないのでは?と(笑)
三玖は正直修学旅行で完全に運を使い切った感あるし、ありうるとすればどっちかというと二乃だけど、よほどうまい話が出てこないと、一花、四葉、五月のストーリーには勝てないのではないかと。
じゃあ四葉……?
ただ、四葉だとすると、話がいかにもすぎるのですよ……
まるで初恋以外の恋愛を許さない的な。正直話として面白みに欠けてしまう。
全然わからないのが五月。最初からストーリーテラー的な立場にいるし、まだ話としては出てきてないけど過去持ち……っぽい。
が、仮に五月が花嫁だった場合、8巻ラストのシーンがあまりにも不自然に感じてしまう。 『教師と生徒』という立ち位置を守ってるはずの立場なのに、突然あんなことするかね〜?
だとすると、やっぱし一花??? あそこまで嫌われ役をやっといて(笑)
でも案外、話としてはそんなエンドも『あり』な気がしています。
まぁ、これも消去法でしかないけど。
ちなみに私が春場先生だったら、四葉には交通事故に巻き込まれてもらって……(コラ
そういえば……『五等分の花嫁』舞台の話
なんだかんだいって、私が一番好きなキャラは四葉です。
それは最後に選ばれるとか選ばれないとか関係なく、一番応援したくなるような。
って、それこそ四葉の心境そのもののような気もしますけどね。
四葉といえば……おそらくアニメ第二期のキーとなる公園。
モデルは愛知県東海市の、元浜公園と言われていますね。
※2019/12/22追記: 嘘です!(多分)違ってました!! 詳細はこちらをご覧ください!!
https://blog.shikanotsuki.me/entry/2019/12/22/232005blog.shikanotsuki.me
……うん、最近思い出したけど、行ったことあるわココ(笑)
てゆか、そのすぐ真裏の東海署で自動車免許の更新を行ったことがあります。
以前に仕事の関係で東海市の隣の大府市に住んでいたことがあるのですが、まさかあの東海市が(非公式の)舞台だったとは実は最近知りました。いや、元浜公園は流石に気づかなかったけど、アニメで『イオン』ぽい何かが出てきたシーンなどは、「おや!??」と思ったのも事実です。(イオンは熱田店がモデルと言われていますね)
それにしても私がハマる作品、作者が皆さん名古屋近辺出身なのは。やはり何かの縁なのでしょうかね。
なんだかなぁ〜……