やっと、全巻読み終わりました!!
https://blog.shikanotsuki.me/entry/2019/01/12/122440blog.shikanotsuki.me
前回はふつーに『シリアスシーンと呼べるものがほとんどない』とか書きましたが、
最後はやはり見せ場がありましたね!!
素晴らしい作品に出逢えたなと思っています。
『僕らはみんな河合荘』をざっくりおさらい
今日はアニメではなく、原作漫画の方のお話です。
『僕らはみんな河合荘』は宮原るり先生の漫画ですね。
その名の通り、河合荘に住む住民たちのお話です。
分類としては……何になるんだろう?
ラブコメ? 学園ラブコメ?? ……どちらもしっくりこないですね。
登場人物ひとりひとりにしっかりとした描写が描かれているため、
宇佐くんと律ちゃんのお話という感じは全然しないんです。
『めぞん一刻』の一刻館と河合荘を(無謀にも)比較してみた
アパートもののラブコメというと、
高橋留美子先生の『めぞん一刻』を思い浮かべる方が多いと思います。
私も大好きな漫画ですね。
私は最初、一刻館と河合荘は『似て非なるもの』と思って読んでましたが、
改めて全巻読み終わった感想は、『似ている』ではなく、
『全くの真逆』という印象を持ちました。
どんな点がと言うと……
- 河合荘の住子さんがちゃんとまともな人
- 河合荘はなんと食事付き!!
まぁ一番の違いは河合荘管理人の住子さんの存在ってことですね。
だって、響子さんみたいなあんな私情ダダ漏れな管理人は流石にちょっと(笑)
だから、私は河合荘と一刻館のどちらかを選んで住め!と言われたら、
間違えなく河合荘を選ぶと思います。
(いや響子さんだけじゃなく、一刻館の住民達ときたらもう……)
ここでネタバレにならない程度に、住子さんの言葉を引用させてください!
※それでも読みたくない方は読み飛ばしてくださいね
私は 迷ったり立ち止まったりしてる子達に
美味しいごはんを作って
いってらっしゃいとおかえりを言うだけ
もうこれだけでなんだか泣きたくなりそうですね(笑)
住子さんの台詞はもう少し続くけど、そこは是非原作を読んでいただけたら。
……でもだからこそ、一刻館と河合荘のラストは正反対だったんだと思います。
新しい家族がつくられる一刻館に対して、
河合荘のラストシーンは――
(おっと、これ以上はさすがにネタバレじゃ!(逃))
10巻以降の麻弓さんが可愛すぎる点!!
律ちゃんがひたすらに可愛いという点はもはや論外レベルとして置いといて(ぉぃ
魅力的なキャラクターは律ちゃんだけではないのも面白い理由のひとつだと思います。
ある人の言動がきっかけで、10巻以降の麻弓さんがなんだかもういじらしくて素敵です!
(詳細はネタバレになるので省略!)
強がって、当たり前のように嘘をついて、
もう何が本当なんだかわからなくなるくらい、描写が憎らしいですね。
この辺り、アニメの2期とかであったら盛り上がる気がするんだけどなぁ〜
難しいかもしれないけど、昨年原作が完結したばかりだし、
ちょっとだけ期待してみたり。
これ以上書くとネタバレしちゃいそうなのでそろそろまとめます!!
アニメしか観ていない方は、ぜひ原作も読んでみるべきと思います。
すごく身近に存在していそうな人間模様を、大胆かつ繊細なタッチで描かれていて、
面白い作品だと思いました。
ちなみに、、、話は変わりますけど、私も律ちゃんが好みそうな綺麗な小説を書いてみたい!!
ある意味、私が一番苦手な部分なんだよなぁ〜……
本日最新話を公開した『AIとユーレイの境界線』も
それを意識して書き直してから公開していますが、それにしたってまだまだですね!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887855183kakuyomu.jp
こちらもよろしくです。。。