『openSUSE Advent Calendar 2018』、10日目の記事です。
今日は昨日のSyutaさんのお話に引き続いて、WINE絡みのお話。
……正確には『WINEなのかこれ?』みたいな感はありますが、
ひとまずそれに近いお話ということで、ここはひとつ。。。
# Syutaさんの書いてた課題については恐らく触れないのであしからず(^^;
openSUSEを『鉄拳7』を動かしてみよう!……というお話を書いていきます。
1.グラフィックドライバのインストール
そもそも鉄拳動かすのに、openSUSEのグラフィックドライバとかどうなってるの!?
と思われる方は多いかと思います。
が、そこは全く心配に及ばず。
お得意のワンクリックインストールで、グラフィックドライバをインストールできますよ!
こちらのページを開いてみましょう!
※Syutaさんの5日目の記事でも出てきたページですね。
『NVIDIA Graphics Card Driver』という箇所にある、
『One click for Geforce 400 series and later』とある場所の『Install』ボタンをクリックすると、
最新グラボ対応NVIDIA純正のグラフィックドライバがインストールされます。
※AMDの場合はOpenCLでしょうか。←持ってないのであまり詳しくないのですが
簡単ですね!
2. Steamのインストール
『Tekken 7』は、『Steam』からインストールします。
『Steam』はWindowsゲームでお世話になってる方は多いのではないでしょうか。
そんな『Steam』ですが、実はLinuxでも使用できるんです!!!
今年8月にこんなニュースもありましたよね!
この結果、openSUSEでも『Tekken 7』が遊べるようになりました。
というわけで、openSUSEへ『Steam』をインストールしてみましょう。
インストール手順は、以下のとおりです。
※詳細は、こちらの記事をご確認ください。
# 1. flatpakのインストール sudo zypper install flatpak # 2. Steamのインストール sudo flatpak install --from https://flathub.org/repo/appstream/com.valvesoftware.Steam.flatpakref # 3. Steamの起動 steam
『Steam』を起動すると、アカウント情報の入力が要求されます。
ない場合は登録が必要ですので、アカウントを作成します。
ハマりどころとしては、「3.Steamの起動」時に、32bitのライブラリ(OpenGL等)が要求されます。
この辺りはYaSTなどで、必要なライブラリを順にインストールしてみてください。
Steamが起動したら、まず『無料プレイゲーム』で試してみるのもありかもです。
3. 『Tekken 7』のインストール
ここから先は鹿児島らぐのmatokenさんの記事を参考に。
ようは『ベータへの参加』ですね。
実際、私が試したとき(8月)も、openSUSEで同じ手順を行いうまくいってました。
……が、これいつまで『ベータへの参加』が必要なんでしょうかね?
(もう必要ない?……かもしれませんが、すみませんわかりません!!)
『ベータへの参加』が完了し、『Steam』を再起動したら、
検索窓から『Tekken7』を検索します。
そして購入(12/10現在、4320円)すると、インストールが可能になります。
ダウンロードサイズが大きいので、一晩くらいかかるかな?
なので、気長に待ちましょう〜!
インストールできてますね! キャプチャは合成ではありません(笑)
実際私の手元のopenSUSEではふつーに動いていて、
特に不便なく動いている感じです。
ちなみに、、、私はWindows版で購入済みでした。
Windows版で購入していても、そのままopenSUSEへもインストールできるので、
お買い得感ありますよね!
余談
ちなみに私が試したのは、上述の通り8月です。
なので、ひょっとすると若干方法が変わってる可能性もあります。
Steamのインストール手順については、今の手元の環境で試しているので問題ないと思いますが
その環境で『鉄拳7』が動いたかと言われると実は試せてない(=このPCグラボない!)ので
もし万一上記の方法で動かない場合はご一報いただけると光栄です。
☆ ☆ ☆
明日のopenSUSE Advent Calendarは、ftake編集長の冬コミ本のお話です。
つい先程入稿できたらしい?(お疲れ様です!!!)
なお、またそちらの冬コミ本には鹿野の小説も掲載させていただいてますので、
興味がありましたら、チェックしてみてください!